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- 魅力ある街づくりに向けて10 その2
- 2009/09/06(日) PM10:42
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こんにちは。
建築監理部の鈴木Cです。
今回は、外構における植栽計画についてお話をさせていただきます。
みなさんは、日頃の生活の中で、
緑とふれあい、すがすがしく気持ちよく感じる、
という体験を一度はされているのではないでしょうか。
人工物があふれる都心においても、
芽吹き、新緑、花、木陰、紅葉、落葉など、
季節の移ろいを「緑」から感じる事が多いのではないでしょうか。
ビルやマンションの合間に効果的に緑が配置されていると、
景観上うるおいが生まれ、和らぎを感じます。
私たちが造っているのは住宅地としての街並みですが、
家、道路、塀、フェンスなどかたい素材があふれる街並みの中で、
うるおいのある街並みをつくるには、豊かな緑量感の確保をポイントとしています。
そして、その緑の配置についても、
緑の効果を最大限に発揮されるような工夫をしながら
街並みづくりをしています。
今回は、植栽計画の「コツ」をお話させていただきたいと思います。
≪ゲートツリー≫ 街並みのゲート部分に、存在感のある高木を植栽して、街全体の玄関を作ります。その際、常緑の樹種にするなど管理性がよい木を選定します。存在感のある高木を配置することで、街に領域感を創出し、人が入りづらい雰囲気を醸し出すことでセキュリティにも効果的です。
≪シンボルツリー≫ 街並みにおいて象徴的な位置に、高さ8m程度を目安とした樹種を選定し、シンボルツリーを配置します。街並みの規模や形状によりますが、街のコンセプトにあったシンボルツリーがあることで、その存在感により人と人とのコミュニティが生まれる効果もあります。
ちなみに「樹木」は人間と同じように、
1本1本表情が異なり、シンボルツリーやゲートツリーは、
私たち担当者が造園会社が植樹をしている山を訪れ、
実物を直接確認した上で選定しています。
このように、私たちにとって、とても思い入れのある樹木が現場には植えられています。
≪街路樹植栽≫ 各住戸の門塀周りなど、道路沿いに植栽スペースを確保するようにします。リズミカルに連続的に配置することで、街路樹景観をつくり、建物との奥行感を演出します。
≪アイストップの植栽≫ 街並みにおいて辻や角地部分はアイストップと呼び、歩行中の視線を受け止めます。そこにはしっかりとした植栽スペースを確保し、観賞価値の高い花木などを入れ、意匠壁などと合わせてデザインし、緑量感と季節感を演出します。
≪敷地延長区画の植栽≫ 敷地延長区画における植栽配置は、道路から玄関までの距離が長い特徴を活かし、植栽を上手に配置し、お客様を玄関までエスコートするようなステキなアプローチを目指しています。また高低差がある敷地の場合は、階段にも植栽を配置し、擁壁の圧迫感を緩和するなどの工夫をしています。
≪南道路区画の植栽≫ 通常、建物プランは南側にリビングを配置し、開口部も大きく設けるため、南側に道路がある区画の場合、通行人の視線に配慮しなくてはならないというプライバシーの問題があります。ただ、庭に高い壁を立ち上げると圧迫感を感じ、また採光・通風にも問題が生じます。この場合、効果的に植栽を配置し、道路と住戸との境界ラインをつくりこむことで、緑量感を感じつつ、視覚的にも配慮しています。
いくつか、植栽配置のポイントについて挙げさせていただきました。
うるおいのある豊かな街をつくるには、
豊かな緑量が必要であり、
私たちは時が経つにつれて植栽が成長し、
街並みも成長していくことをイメージしながら、
街並みづくりを行っています。
それでは、次回からはいよいよ施工のお話となります。お楽しみに!
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